港湾都市ダーハイに辿りついた3人
いつものように図書館で本を探すクレアでしたが、ノームで出会った研究者の話を思い返します。
以前から彼女が各地の図書館を回り探していたのは史学書を見つけるためでした。
しかし、研究者から聞かされたのはこの世界では宗教上の理由から史学がタブー視されているという現実でした。
歴史的観点からこの世界のことを探ろうと考えていたクレアでしたが、ここへ来て振り出しに戻されてしまいます。
さて、次の大樹があるマリンドールへ行くため、大使館で旅券を発行してもらうことに。
待つ間、相席になったのは月光の騎士団(ナイツ)のロウザでした。
シオンから軍隊マニアといわれる程、少し特異な嗜好を持つリザはロウザの姿を見て気分を高揚させます。
挨拶程度となりましたが、今後もまた彼との出会いがあるのでしょうか?
マリンドールへ行くと聞いてから、どこか落ち着かない様子のシオン。
しかしとあるきっかけから彼がマリンドール出身であることが判明します。
マリンドールへ行くためには複雑な海流を舟で進むことができるマリンドール出身の水先案内人が必要だと大使館で聞いていたこともあり、渋るシオンをクレアがなんとか説得し(脅し)、3人は小舟に乗り出発します。
ダーハイを発って早々、潮の変化に舟を流されかけてしまいますが、ここでシオンの持つ舟漕ぎ技術が活かされます。
潮の流れを遮るように櫂を使って舟を自由自在に操り、一向はマリンドールへと向かいます。
マリンドールで彼らを待ち受けているものとは?シオンはいったいなぜそこまで自身の出自を隠していたのか?
次回からマリンドール編スタートです!