教区エーデルハイトにやってきた3人。クレアのひょんな一言が大事件に発展してしまいます。
ここ不死鳥教団の総本山にはクレアがこれまで捜し求めていた歴史書が所蔵されています。ほぼゴリ押しで書庫に辿り着いたクレアはなんとか歴史書を読むことに成功。そして新事実を知ったようですが…?
不死鳥教団とはそもそも実存する崇拝対象である不死鳥を頼りに成り立つ教団です。しかし約二十年前に先代が亡くなってからというもの、次代の不死鳥が現れていません。不死鳥がいなければ教団の立場も危うくなるばかり。そこで大司教ドランクロームは不死鳥不在の間の教団の求心力を高めるために偽の聖女を利用し、帝国が戦争を起こすたびに国を追われた難民をエーデルハイトに呼び込みお布施を巻き上げ、そうして得た資金を帝国へと横流ししていたのです。
さて、今回新たな登場人物となった仮面の少年。聖女の護衛を任されているも、何故1ヶ月も教団に送り込まれていたのか自身も分かっていない様子。不死鳥の懐疑をかけられていたクレアを任務のためならお構いなしに始末しようとする融通の利かなさ、大司教があれだけ怒っていたにも関わらず理由をよく分かっていない、力の加減が下手なのか扉をよく壊すなど、どこかズレた感性を持っています。
彼もまたクレアと同じで紫紺の瞳を持ったエアリアです。素顔をほとんど見せなかったのはエアリアであることを隠すためなのでしょうか?そして黒衣の男との関係は?
もう一人、翼竜を操り教団に侵入してきた青年。その目的はアイリーンの救出のようですが、一体何故彼が彼女を救い出したのかはまだ分かりません。不死鳥教団と何か関係があるのでしょうか?
今後この二人が物語にどう関わってくるのでしょうか?
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